この記事の内容をザックリと読むと
ブロッコリースプラウトには栄養価が豊富にあります。これは「ブロッコリーの芽」なんですが、スプラウトには野菜の王様ともいうべきブロッコリーと同じほどの栄養素があるってことなんです。
その中でも、ブロッコリースプラウト(新芽)には抗酸化作用のある「スルフォラファン」が特に多く含まれているんですが、せっかく食べるならその栄養素をしっかりと摂取しないともったいない事になります(;´・ω・)
加熱(煮たり、焼いたり)してもいいのか、生のまま食べた方がいいのか?と聞かれるともちろん生のまま食べるのが一番栄養素をとる事ができるんですが、この「スルフォラファン」はもともとはいってるわけではないので食べ方がちゃんとあります。
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目次 / contents
ブロッコリースプラウトの効果的な食べ方
ブロッコリースプラウトの食べ方と言えばたいそうな事に聞こえてしまいますが、これを知っておかないとせっかく食べた抗酸化作用のある「スルフォラファン」がうまくとれてない!なんて事になっちゃうので、ぜひ知っておいてください(^-^)
- 栄養を損なわないためにも、できる限り生で食べる
- しっかりよく噛んで食べる
スプラウトにスルフォラファンがもともと入ってるわけではない
まずはこの「スルフォラファン」なんですが、ブロッコリースプラウトに「スルフォラファン」がそのまま入ってるわけでなく、スルフォラファンの元となる「物質と酵素」が入ってるって事です。
- 物質「スルフォラファングルコシノレート (SGS)」
- 酵素「ミロシナーゼ」
植物細胞内では前駆物質として存在している「スルフォラファングルコシノレート (SGS)」 で、含まれた酵素はアブラナ科植物に含まれる「ミロシナーゼ」という酵素です。
スプラウトをよく噛んだり刻んだりすると「スルフォラファングルコシノレート」の細胞が壊されて、酵素「ミロシナーゼ」とくっつき反応する事で、加水分解されてスルフォラファンになると言う事です。
スルフォラファンを効率よく摂るには生がいい
スルフォラファンの前駆物質「スルフォラファングルコシノレート」自体は熱に強く加熱で壊れてしまうという事はありません。
が!酵素「ミロシナーゼ」は熱に弱いという特徴を持っています。ってことは、加熱すると酵素が失われて反応が出来なくなって「スルフォラファン」は作られなくなってしまうのか?という疑問に当たったんですが、これは大丈夫とされています。
酵素「ミロシナーゼ」が加熱によって壊れても、小腸に存在している腸内細菌が持つ酵素があるので、前駆物質「スルフォラファングルコシノレート」の一部がスルフォラファンに変化して体内に吸収されるとされています。
加熱する事で失われる栄養分
スルフォラファンを効率よく摂取するには、ブロッコリースプラウトに含まれたスルフォラファンの元となる前駆物質「スルフォラファングルコシノレート」と酵素「ミロシナーゼ」がしっかりと反応する事が吸収率も良く一番だと言えます。
ただスルフォラファンは水溶性なので、加熱した時には水に溶けだしてしまうので、そのゆで汁も一緒に飲まないと吸収率がより少なくなってしまいます。さらには、ブロッコリースプラウト自身に含まれた栄養素「ビタミン、カロテン」なども熱に弱いものもあるので、できるだけ生で食べる事がおすすめです。
まとめ
スプラウトの食べ方として、生のまましっかりよく噛んで食べる事が「スルフォラファン」や「ビタミン、カロテン」などの栄養素をしっかりとる事ができるので一番効率のいい食べ方だと思います(^o^)
ぜひ、身体の抗酸化作用として栄養素として取り入れてみて下さい(^^)/